母からラベンダースティックが届いた。苦手だった香水を買いに行った。
こんばんは、さっちです。
先日、田舎の母から「ラベンダースティック」が届きました。
私が上京してしばらくしてから、母の毎年の習慣になったようで、近年では自宅に友達を招いてみんなでラベンダースティック作りの会も開いているようです。
ラベンダースティックというのは、こちらの記事のもの。
(私も、今回この記事を読んで、作り方を知り、やってみたくなりました)
何年も前に実家に帰省したときに見せてもらうことはあって、「かわいいなぁ、おしゃれだなぁ」と思いつつも、"素敵な暮らし"とは程遠い生活をしている自分には縁遠いもののように感じていました。
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そんなラベンダースティックが、今年、我が家に届けられました。
「かわいいけど、縁遠いもの」という印象のままだったラベンダースティックは、香りを楽しむものではなく、観賞用として、テーブルの上のティッシュケースに立てかけられることになりました。
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ある日、在宅勤務中に、頭がパンパンになって、心拍数が上がってきて、「ちょっと休憩を入れた方がいいな」と思ったとき、ラベンダースティックが目に入りました。
茎の部分を手にとって、膨らみのある部分を鼻の直ぐ側に寄せて、匂いを嗅いでみました。
フローラルさを包むような草の香りがし、地面から浮かび上がった気持ちと思考を、地面につないでくれるような落ち着きを連想させてくれました。
そして、何度か深呼吸。
香りによるリラックス効果を体験しました。
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アロマやお香を使ったこともあるし、夫も香水を使いますが、胸が香りで埋め尽くされてしまうようで苦手意識があったのが、ラベンダースティックのおかげで、香りに対する感じ方・捉え方が変わりました。
それは、山菜が嫌いだったのに、美味しい山菜を食べたら、味わい方が分かったのか、山菜全般が食べられるようになったときのようでもあり、
同じポーズにもなれず痛いばかりで大嫌いだったストレッチが、コロナ禍の自粛生活で「さすがに身体を動かさなきゃ」と久しぶりにやってみたら、家で一人でやるのが良かったのか、超超超硬い人向けを選んだのが良かったのか、ストレッチの良さを知り、ストレッチの良さを友達に語るようになったときのようでもあります。
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香りによるリラックス効果を体験した私は、苦手だった香水を買いにお買い物に行きました。
オフィスやお出かけにラベンダースティックを持っていくことは気が引けますが、香水を身にまとえばいつでも香りの効果を受け取ることができるますもんね。
初めてのお買い物は、いろんな香りを嗅いだものの決めきれずに、夫が気に入った香りを購入し、それを一緒に使わせてもらっていますが、日常生活で疲れや焦りを感じたときに、自分のペースを取り戻すきっかけになっています。
香水をつける人のどのくらいの人が、この感覚や体験を大切にしているんでしょう。
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小さな変化ですが、たった一つの体験が、自分の感覚や世界の見え方を変えてくれる経験でした。